バイオ実験初心者の方のための、動物実験のマウスに噛まれずに保定する方法を


免疫関連の研究を行う場合、実験動物からマクロファージを採取することがあります。
ここではマウスの腹腔内からマクロファージを採取する方法を解説します。
これでマウス腹腔内マクロファージのPBS懸濁液が得られます。
なお、成体マウス1匹あたり1〜3x10^6 cells程度得られる場合が多いです。
このうち、60〜70%程度がマクロファージで、そのほかリンパ球などが含まれます。
あまり強くマッサージするとマウスにストレスをかけてしまうので注意してください。
PBS回収をスムーズに行うためには18G針を上手に刺すことがポイントです。
マウスは直立させてください。
針の刺す深度は浅すぎず深すぎず、針の先端の位置を感じ取りながら調節し、PBSの排出口(つまり針の根元)が下を向くようにしてください。
針を刺す位置は腹腔の下のほうが良いでしょう。