ラボでのストックに最適!10倍濃縮PSBの作り方を解説します。


このページでは保存に便利な10XTBEバッファーの作り方を紹介します。
TBEバッファーはアガロース電気泳動などで使用する緩衝液ですね。
TBEは大量に使用するので、10倍濃縮の10X TBEを作っておき、必要に応じて蒸留水で10倍希釈して1X TBEにすれば便利です。
Tris baseは似たような粉末が試薬棚にいろいろあってややこしいですが、式量(FW)が121のもの、と覚えておけば分かりやすいです。
これらをビーカーに入れて蒸留水を加えて溶解します。溶けにくい場合は加熱してください。
これを蒸留水で1Lにメスアップします。
最後にオートクレーブ滅菌(121℃、15分)し、室温で保管します。
TBEはおおむね1kbp以下のDNA断片を分離したい場合に使用します。
TBEのほうが緩衝能が高く、DNAのゲル中での移動度が低いため、小分子量で解像度よく分離することができるためです。
TABはそれより大きいDNA断片を分離したい場合に用います。
ただし、電気泳動後にゲルからDNA断片を回収する場合はTBE bufferは使えません。
分離したい断片のサイズにTAE bufferを用いるようにしましょう。
コスト面ではTBEはTAEよりも高くつきます。
状況によって使い分けると良いでしょう。
TBEはアガロースゲルの作成にも、アクリルアミドゲルの作成にも使えます。