バイオ実験のプロトコルやコツ、試薬のレシピなど、初心者の方がつまずきやすい点を中心に解説中!

ウェスタンブロッティングで重要なのは各レーンに等量のタンパク質をアプライすることで、論文ではbeta-actinやalpha-tubulinなどのバンド検出を行い、各レーンで同じバンド強度であることで示しています。
ですが、バンド検出の終わった後に残ったメンブレンをCBB(クマーシーブリリアントブルー)染色することでも確認することができます。
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横向きになっていますがこんな感じになります。
ちなみに、一番下のレーンは分子量マーカーです。
まず、CBBをメタノールと酢酸の混合液で溶かし、CBBが溶けた後に蒸留水を加えます。
この染色液はある程度の回数は再利用可能です。
使っていくうちに染色力が徐々に弱くなってきます、
「弱くなってきたな・・・」と思った時が作り直す時期です。