50x TAEの作り方・レシピ【保存版】

50x TAEの作り方・レシピ【保存版】

50x TAEストックバッファーの作り方

TAEバッファーはアガロース電気泳動などで使用する緩衝液ですね。
TAEは大量に使用するので、50倍濃縮の50x PBSを作っておき、必要に応じて蒸留水で50倍希釈して1x TAEにすれば便利です。
そこでこのページでは、50x TAEのレシピを紹介します。


50x TAEのレシピ(作り方)パターン1

これらを蒸留水に溶かして1Lにメスアップします。
Tris baseは似たような粉末が試薬棚にいろいろあってややこしいですが、式量(FW)が121のもの、と覚えておけば分かりやすいです。


50x TAEのレシピ パターン2

  • 242g Tris base
  • 57.1mL 酢酸
  • 18.6g EDTA-Na2(粉末固体)

これらを蒸留水に溶かして1Lにメスアップします。


※酢酸は酢酸(濃度30%程度)でも氷酢酸(濃度99.0%以上)でもどちらでも良いようです(私は酢酸を使っています)。
※オートクレーブなしでも室温で長期保存可能。酢酸が揮発性のため、私はオートクレーブしません。


50x TAEの組成

  • 2M Tris base (FW121)
  • 1M CH3COONa(MW60)
  • 50mM EDTA-Na2 (MW372)


アガロース電気泳動におけるTAE bufferの使い方

アガロースゲル作成のためには1x TAEを、電気泳動槽を満たすバッファーとしては0.5x TAEを使っています。
使用量は下記画像右の大きいゲルの場合は30mL、左の小さいゲルには15mL使っています。
泳動槽(Mupid)には300mLでちょうど良い感じです。



TAEとTBEの比較

アガロース電気泳動にはTAEやTBEが使われますが、TAEのほうが低コストです。
TAEが使われるのは以下の場合です。

  • アガロースゲルからDNAを回収する場合
  • 特段TBEを使う必要がないとき(安あがりなので)

TBEが使われるのは以下の場合です。

  • 1kbp以下のDNAをシャープなバンドで検出したいときで、DNAを回収しない場合
  • ポリアクリルアミドゲル電気泳動の場合