ラボでのストックに最適!10倍濃縮PSBの作り方を解説します。

TAEバッファーはアガロース電気泳動などで使用する緩衝液ですね。
TAEは大量に使用するので、50倍濃縮の50x PBSを作っておき、必要に応じて蒸留水で50倍希釈して1x TAEにすれば便利です。
そこでこのページでは、50x TAEのレシピを紹介します。
これらを蒸留水に溶かして1Lにメスアップします。
Tris baseは似たような粉末が試薬棚にいろいろあってややこしいですが、式量(FW)が121のもの、と覚えておけば分かりやすいです。
これらを蒸留水に溶かして1Lにメスアップします。
※酢酸は酢酸(濃度30%程度)でも氷酢酸(濃度99.0%以上)でもどちらでも良いようです(私は酢酸を使っています)。
※オートクレーブなしでも室温で長期保存可能。酢酸が揮発性のため、私はオートクレーブしません。
アガロースゲル作成のためには1x TAEを、電気泳動槽を満たすバッファーとしては0.5x TAEを使っています。
使用量は下記画像右の大きいゲルの場合は30mL、左の小さいゲルには15mL使っています。
泳動槽(Mupid)には300mLでちょうど良い感じです。
アガロース電気泳動にはTAEやTBEが使われますが、TAEのほうが低コストです。
TAEが使われるのは以下の場合です。
TBEが使われるのは以下の場合です。